松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



夏まつり

葛製の新作の和菓子が蒸し上がりました。








「夏まつり」と銘打ってお店に並んだところです。








殺人的な猛暑が続く日本ですが、私が若かりし頃はこんなに暑くなかったと思います。夜になって友達と連れ立っておまつりに出かける頃は暑いとは言えども、頬をなでる夜風は心地よかった。




猛暑、暖冬は地球のSOSのサイン。子供たち、孫たちのためにも人類が一つになって早急に対処しなければならないと切に感じております。




なんだか朝から神妙な話になってしまい申し訳ございません。




私が高校時代に自転車で通った隣町である一宮市では、今年も7月24日から七夕まつりが始まりました。




子供たちが社会人になった今では縁遠くなってしまった七夕まつりですが、あの華やかな景色はいつまでも忘れないものです。




松屋長春の「夏まつり」も華やかに仕上げております。

9本の線で表現する海の姿

おはようございます。




昨日は東海テレビの番組「スイッチ」をご覧くださいましてありがとうございました。




テレビで羽二重餅をご紹介いただきましたので、本日はタイムリーな和菓子のご紹介を。




松屋長春の代表菓である羽二重餅の焼印が「アサガオ」から「青海波」に変わりました。撮影時は「アサガオ」の一つ前の焼印でしたが、放映日に合わせてこの「青海波」を押しました。映っていたのかはわかりませんが。笑




「青海波」は先日おはなししました「千鳥」と同じく、伝統的なら和柄の一つであります。9本の曲線だけで海をシンプルに表現した素晴らしい図案であると思います。




誰が最初に思い付いたのかは知る由もありませんが、本当に秀逸なデザインであるなぁ、といつも感嘆している私です。





販売リスタートです

しばらく「波の華」の欠品が続いておりましたが、やっと完成まで至りましたので販売をリスタートいたします。




松屋長春の「波の華」は京都の修行先で習った和菓子です。修行先では「うすべに」として売られていますが、名前もレシピも全く同じではいけません。




私のスタイルに嵌め込んでつくっております。




非常に手間のかかる和菓子なんですよ。潤沢に時間が取れるタイミングでないとつくることができません。このところ、仕事に少し追われておりましたので欠品となってしまっておりました。




製作の過程を簡単に説明します。




梅肉とすり蜜とお砂糖と備中白小豆こしあんを火にかけ、練り上げ粗熱を抜いておく。おぼろ種(煎餅)を一枚ずつ包丁で半分に割く。割いた面を外側に向けて梅肉のあんを挟む。最後に片面にすり蜜をバラ引きして完成となります。




爽やかな酸味が口の中に広がる、美しい和菓子(干菓子)であります。