松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
無事でな
今日、ニホンイシガメを見つけました。
人間で例えるとしたら青年くらいでしょうか。
アメリカ原産のミドリガメや中国原産のクサガメは見かける事がありますが、ニホンイシガメを見たのは小学生以来のことかもしれません。
今、ミドリガメやクサガメの強い繁殖力に押され生育区域が狭まってきてしまっています。また、追い討ちをかけるようにアライグマなどに食べられる事案も非常に多いと聞きます。ご存知でないかもしれませんが、自然にいる亀は結構な頻度で片手片足の個体がいるんです。
一番の減少の要因はもしかしたら河川の洪水を予防するための護岸工事かもしれません。(たぶんこれが一番だと思います。)
そのような原因が重なって、現在は絶滅危惧種に設定されていたと記憶しています。
ニホンイシガメはとにかく目が優しい。ミドリガメには絶対に無い、おっとりとした顔をしています。
ミドリガメのように人に噛み付くこともありません。
貿易や観光客の行き来やペットの輸入などにより、外来種の増える要素が昔とは違って格段に増えてしまっている現状があります。
「なんとかならんものか。」
そんな風にこのニホンイシガメを見ながら考えていました。
捕まえて池に放してやりました。
生態系のバランスを取るのって本当に難しいけれど、絶滅だけは絶対に防がなければなりません。
安全、無事で子孫を増やすんだぞ。

クマンバチ
クマバチの亡骸が落ちていました。

こんなにマジマジと見る機会は初めてだったので、嬉しくなっちゃいました。
一般的にクマバチはクマンバチなんて呼ばれていますが、正式にはキムネクマバチと言います。胸のところがふわふわの黄色のドレスみたいでしょう?この黄色のドレスが名前の由来なんですよ。
このクマバチを裏向けてみたら、花粉がいっぱい付いていました。頑張って花の蜜を取っているうちに、何かの理由で絶命してしまったのでしょう。

そう考えていたら、無性に切なくなり涙が出そうになりました。
この文章を書いている今も泣きそうです。アホですね。笑
ついでにお話させてください。
クマバチは木に穴を開けて巣をつくります。あの頑丈な顎で木をバリバリと噛んで穴を開けます。
そんなところから別名「大工バチ」などとも言われたりするんですよ。
私は動物、植物、昆虫、魚などに何故か昔から強く惹かれます。
「好きこそものの上手なれ」とは良く言ったもので、ただ好きであるだけで勉強しているつもりでもないのに自然にどんどんと掘り下げていくようになり、詳しくなっていきます。不思議なもので。
同じように映画や音楽やビールなども気づかないうちにそうなっていってしまいました。
掘り下げていったら止まらなくなるんです。地球の中心まで掘り下げていってしまうくらいの勢いで。
そういう性分なのでしょうね。なんともなりません。笑
和菓子屋になっていなかったら、ファーブルやシートンや牧野富太郎やさかなクンのように、好きなものを夢中で追いかけるような、そんな仕事に就きたかったです。
最後に。
クマバチは大きなハチですので羽の音が非常に大きいです。でも、とてもおとなしいハチです。
悪さもしせまん。
もし彼が近くに飛んできても決して殺さず、優しい気持ちで見送ってあげてくださいね。








