松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
柚子の香
凍えるように寒い雨の朝です。
本日は国府宮神社、12月の茶会の日でありますが、生憎の雨模様です。
お使いいただきます茶席菓子は、ご担当される先生のたってのご希望で柚子の雰囲気を出した羽二重餅製の生地でご用意いたしました。



普段、松屋長春では包んだ羽二重餅にあまり使わない備中白小豆の粒あんをご希望されましたので、特別につくりました。
先生のご希望に寄り添った和菓子をつくること。私にとってはとても興味深く楽しい時間であり、新鮮な気持ちで仕事に臨むことができる瞬間でもあります。
この茶席菓子、「柚子の香」と銘打って松屋長春の店頭でも販売いたします。
「柚子の香」と銘打ってはありますが、柚子の香りはあえて付けておりません。こちらも先生のご希望であるのですが、理由を聞きましたところ、柚子というのは人によって好き嫌いがあるからやめましょうとの事。
なーるほど。
見上げてごらん
スノーマン、今年も販売が始まっております。
クリスマスの雰囲気を松屋長春の和菓子たちにも乗せていかなければなりません。
一つ一つ手間をかけて同じように出来上がるようにつくっているのですが、手づくりというものは面白いものでそれぞれ表情にどうしても違いが出てくるものです。(微妙な違いにしたいところですが、なかなかそうもいきません。笑)
特にこのスノーマンのように顔があるものは尚更個性が出てしまう。笑笑

写真を撮っていて、ふと坂本九さんのあの歌を思い出してしまいました。
「見上げてごらん夜の星を」
それほど悲しみがあるような歌ではないのに、この歌を聴くとなんだか胸が熱くなるんです。
坂本九さんが優しいからなのかな。
歌と和菓子なんて全く関係もないのに勝手に自分で紐付けして勝手に涙が出そうになって。
バカですね。笑
不思議なパワー
例年と同じ事なのですが、お正月が近くなってきますと寝る時間がグッと減ってしまいます。
昨日も家族全員、早朝から23時近くまでノンストップで働き続けました。(うちは休憩無しなんです。笑)
こうなってきますと、食事とお風呂と短時間の睡眠の3つの幸せがギュッとフォーカスされてくるのです。
全てが満たされた生活が必ずしも幸せに直結するというわけではないんだと、こんな状況に直面すると強く実感します。
昨日は働く皆が同時に「焼肉が食べたい!」となったので、牛肉とシャウエッセンを焼いて食べました。
ニンニク3玉を揚げてタレに入れて、友人がつくった激辛唐辛子ハバネロも生で刻み入れて。(頭皮から滝のように汗が出ました。辛ぇ〜っ!)


肉は不思議なパワーがありますね。なんだか元気がみなぎってきました。
そして、お風呂は柚子風呂にして。

柚子も不思議なパワーがあるんです。いい香りに包まれてしっかり癒されました。
さ、今日もノンストップの一日が始まりました。
張り切ってイクゾ!




