松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



つばめ

つばめが子育ての季節を迎えました。




外に出かけるとあちらこちらでつばめが虫を探し求める姿を見かけます。




「燕は雨が降る前になると低く飛ぶ」




そんな事が昔から言い伝えられてきましたが、それにはちゃんとした理由があります。




雨雲が近づき、湿度が高くなると虫たちの羽根も湿気を帯びて重くなります。よって虫たちは高く飛べなくなるために、つばめも低く飛んでエサとなる虫を探すわけです。




これを誰が最初に気づいたのか!




農家の人たちは特にこの時期、つばめの行動をつぶさに観察して天気を予測していたのでしょう。




昔の人々の知恵は本当にすごいなぁと、あらためて感心する次第です。




いつものように前置きが長くなってしまいましたが、つばめの焼印を施した羽二重餅製の生菓子です。








今週の営業、本日よりスタートとなります。




変わらずお付き合いいただけましたら嬉しく思います。

みずようかん

水ようかん三種をつくってお店に並べました。




梅水ようかん








大ぶりの梅の甘露煮にたっぷりのブランデーで仕上げた梅酒を投入して仕上げました。(熱処理を施していますのでアルコール分だけ飛ばして、梅とブランデーの香りだけ閉じ込めてあります。)




こしあん水ようかん








さっぱり口溶けの良い北海道産の小豆を私がこしあんに仕上げて、水ようかんに仕立ています。あっさり喉越しの良さがこの水ようかんの特徴であります。




丹波大納言小豆水ようかん








丹波大納言小豆をふんだんに使用した水ようかんです。丹波大納言小豆と北海道産小豆のこしあんとの相性がとても良い、素晴らしい仕上がりとなっています。




以上三種類の水ようかんです。




常温でお召し上がりいただくよりも、やはり冷蔵庫でひんやりさせてからがお勧め。




こちらは全て煮沸にて滅菌しております。




賞味期限1カ月なので、発送可能な商品です。




配送ご希望のお客様におかれましては、お電話にてお申し付けくださいませ。

せせらぎ

初夏の山の緑を見つめながら、川のせせらぎに耳を傾け、この身を全てあずける。




たまにニホンカモシカがのんびりと近くで草を食んでいる。




鹿や猪とは違って撃たれる心配が無いのをしっているのか、一向に逃げる素振りもなくゆったりと食事に勤しむ姿がとても微笑ましい。




山岳渓流のいつもの風景です。




私はそんな時間が好きでたまりません。




渓流の清々しい一面をこの和菓子に落とし込みました。








外郎製の生地に千筋の模様を施し、頂に銀箔をちりばめました。




爽やかさやみずみずしさのニュアンスを感じ取っていただけましたら嬉しく思います。