松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
久しぶりにニホンザルを見ました
「御岳百草丸」ってご存知です?漢方薬が何種類も入っている医薬品なのですが。
その「御岳百草丸」のふるさとの程近くにあるダムへはるばるやってきました。
「牧尾ダム」
非常に大きなダムであります。

私が訪れた日。牧尾のダム湖にはたくさんの流木が浮かんでいました。少し前に大雨でも降ったのでしょうか。ダム湖に流れ込む川へ上流部から倒木が流れ着いたのかもしれません。

すすきにダムの景観が何ともマッチしていて良い眺めです。
ダムに熊や鹿やカモシカなど野生動物は付き物ですが、ここ「牧尾ダム」はニホンザルの巣窟でありました。
数十頭のニホンザルが木々にぶら下がってワッサワッサと枝を揺らす姿は圧巻の一言。

以前、御母衣ダム湖近くの渓流に釣りに行った際に、細い山道で長い時間睨めっこし合ったた大きなボスザルと同じサイズの雄猿でしたが、やっぱり恐ろしさ満点の迫力がありました。(本当に怖いです。)
ダムの話に戻ります。
「牧尾ダム」はロックフィルダムの形状。コンクリートで固められないような緩い地盤のところに採用される形式のダムであります。
斜面に岩石と砂利を高々と積み上げ、大量の水を堰き止める。そんな造り方をしています。
ダムの造りでは私の一番好みとする壮大なる景観を誇るものです。
眺めがたまらなくいいんですよね。
太陽
松屋長春の店頭に並べる和菓子は生地もあんも様々であるようにしなければなりません。
和菓子の色合いについてもバリエーション豊かに。同色が出来るだけ多くならないよう、気をつけながらご用意して並べるようにしています。
そんな理由で、こなし製の「山茶花」の再販を決めました。

晩秋のこの時期、どうしてもシックな色合いのものが多くなります。この「山茶花」が一種入る事でショーケースの中がパッと明るくなるものです。
彩り豊かに。いつも考えていることです。
過日、私は54歳の誕生日を迎えました。娘たちからLINEでお祝いのメッセージが届きました。
ありがとう。
娘たちは何歳になっても私の太陽です。
中野方から読書へ
随分と時間を要した「中野方ダム」を後にし、次に向かったのは「牧尾ダム」。のはずでしたが。。。


車が一台ギリギリ通れるか通れないか、そんな檜(ヒノキ)だけが林立する山道をゆっくりと登り降りしていくと、30分ほどで大きな道に出ました。
ところで檜の匂いって加工しないとしないんですね。木を切って樹皮を削ぎ落として、やっとあの香りにたどり着くのです。
あの檜の林道は、山が発するあの芳しい青い香りがするだけでありました。あの青の香、あれはあれでものすごく好きなんですよね。ずっと車窓を開けたまま、鼻腔を広げながら運転しました。
大通りというほどでもないような中通りくらいの道へ出て「牧尾ダム」へ行く途中、車のナビに「読書ダム」というロマンティックな名前のダムを見つけました。

その名前に惹かれて寄ったのです。「読書ダム」へ。
実際に寄ってみますと少しながら桜並木があれど読書を楽しむような、そんなゆったりとできるような場所はなく。笑
ただロマンティックな名前が付けられただけの、そんなダムでありました。笑笑
でもダム管理事務所などあるような大きなダムではなかったので、人気の一切ない静かなところでして。

ここはここでとてもいい場所だなぁなんて感じた次第です。
「中野方ダム」は岐阜県恵那市。檜の山を越えたここ、「読書ダム」は既に長野県木曽郡になっていました。
いつの間にこんな遠くまで来てしまったんだろ?
これがダム巡りの魅力の一つかもしれません。




