松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



本気で泣くということ

昨日、映画「パーフェクトデイズ」を観た後に続けてこの映画も観ました。




「あの花が咲く丘で、また君と出会えたら」








簡単に書くと、現代の女子高生が戦時中にタイムスリップし、神風特攻隊員と恋に落ちるという話です。




戦時中の国民の苦しさ、慎ましさが優しいタッチで表現されています。




戦争の愚かさ、命の尊さがダイレクトに伝わる素晴らしい映画でした。




この映画は退出時に恥ずかしくなったほど声を出して泣きに泣きました。




本気で泣くっていうのは精神的にもいい事なのかもしれません。スッキリしました。




新年早々、2連発。どちらも大当たりの映画を引き当てた感じです。




非常に贅沢な一人時間でした。

木漏れ日

長い不休の日々を超え、本当の意味でやっと自分らしい毎日が少しだけ戻ったように思います。




仕事をしている自分。オフの好きな事に熱中する自分。




その二つが揃ってこその私なのです。




大好きな映画を観てきました。




映画「パーフェクトデイズ」








映画「ブエナビスタソシアルクラブ」で一躍世界的に有名になったヴィムヴェンダース監督作品。主演は役所広司。




海外の監督作品ながら日本を舞台に日本の役者だけで製作したホンモノ(少し捻じ曲げられて歪な日本描写が全くない)の映画です。




朝早く起きて缶コーヒーを買い仕事へと向かう。公衆トイレの掃除をただただ一生懸命丁寧に打ち込んで、安い居酒屋で食事を済ませ、銭湯で汚れを落とし好きな本を読み寝る。




彼が心から好きなのは木漏れ日と風に揺れる木々。




そんな何でもないような毎日を繰り返す主人公をできる限りセリフを排除して撮り切っています。




この映画は人によって好き嫌いが激しいものだと容易に想像がつきますが、私は私の感性と非常にマッチして心を鷲掴みされました。




「幸せってなんだっけ?」




そんな歌が昔流行りましたが、人の本来あるべき幸せの感じ方をこの映画から教えてもらいました。




幸せの感じ方って欲張りでもなく、非常にシンプルで質素なものでいいんだよな。




劇中、二度ほど声をあげて咽び泣きそうになりました。




何度も何度も木漏れ日が揺れるシーンがアクセントとして使われていて、そんな監督の手法にも感銘を受けた次第です。




書き忘れそうになりましたが、映画に寄り添うたくさんの音楽たちがものすごく嬉しかった。チョイスが素晴らし過ぎて。




映画「レザボアドッグス」や「パルプフィクション」の映画に引けを取らないほどの素晴らしい音楽のピックアップ具合でした。




誰がこの音楽たちを選んだんだろう?とても気になりました。




また役所広司さんの唯一無二の素晴らしい演技に心打たれました。




私もあんな優しい笑顔を持つ人間でありたい、そんな風に思いました。




「木漏れ日」




木漏れ日とは木々の間を太陽の光が射しこみ、光の影が陰影を成すこと。




光の影が織り成すその揺れる木漏れ日は一度たりとも同じ姿になることはない。




私は私の、自分だけの道を歩んでいきたい。




「生きていてよかった。」




そんな風に感じられるような、ささやかな幸せを見つけながら歩んでいきたい。

遺産

連休2日目の朝。




私の朝飯は選び放題。




毎年巡ってくる年末年始の遺産です。(随分残ってるなおい!)








どれでも一緒だろう?って声が聞こえてきそうですが、これはこれで迷うんですぞ。