松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



ギフト

ゴムの木をほんとうに小さな芽から育ててそろそろ二年経ちます。




私の身長の三分の二くらいの大きさまで丈夫に育ってくれました。




「育てる」こと。




なんだか知らないうちに一生懸命になっている自分がいて、冷静に考えるとそれがとっても滑稽で。




娘たちもそう。引き取って一生懸命お世話をした野良猫たちもそう。




一生懸命になっている自分が少しおかしくて、ちょっとだけ自分を褒めたくなります。




一生懸命になるうちに癒されて心が安まり、優しい気持ちになってくるから不思議です。




心身を注いで接したことで、非常に大きなギフトをもらっているのかもしれませんね。




ゴムの木は寒い季節がとっても苦手です。今年の冬は娘夫婦に預かってもらうことにしました。




昨日の夜、仕事を終えてから娘夫婦の住む部屋へお引越しをしました。








娘と息子にいっぱい可愛がってもらうんだぞ。




春になったらまた元気な姿を見せておくれ。