松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



盛夏

「盛夏」と銘打った松屋長春の夏の定番和菓子。








本日より販売をスタートいたします。









Slow Life

近頃のわたし。




習慣づいたように空を仰ぎ見てシラサギの鳴き声を聞き、ニホンカナヘビの赤ちゃんの尻尾が虹色に輝くのを見て感動し、豚の肩ロースを買い求めてチャーシューをつくって、そのチャーシューでチャーハンをつくって悦に入る。




















一昨日はいつものように松屋長春の駐車場にあるヤマボウシの木に水をやっていたら、枝葉が私の坊主頭にサッと触ったんです。そしたらチカチカッと激痛が。咄嗟に枝葉を振り払ったら今度は振り払った腕がチカチカッ!!




毛虫の「イラ」(イラガの幼虫)でした。




刺されるとめちゃくちゃ痛いんですよね〜。毎年のようにやられてしまいます。(「イラ」も自分を守るために必死なんです。)




腕で振り払わなかったら頭の痛みだけで済んだのにと考えたら笑えてきました。笑




なんでもないような事に慈しみ、よろこび、楽しみなど諸々を感じながら、そして痛みまでをも愛おしく思う毎日を過ごしております。




Slow Life.

おひとりさま

話題の映画「国宝」を観てまいりました。








世襲が当たり前の歌舞伎の世界にひょんな縁で飛び込んだヤクザの親分の息子が人間国宝になるまでを順を追って物語に仕立ててあります。




映画の中では3時間という超大作となりますが、中弛みすることなく主人公と一緒にジェットコースターに乗ったような気持ちで彼の人生を駆け巡らせてもらいました。私の中では途中で目頭が熱くなり、涙がじんわりと滲むシーンが二度ほどあったように思います。




歌舞伎と和菓子では全く違う異業種となるでしょうが、修行の厳しさは同じなのではないかな。師匠から習っている時の厳しさ、他人からの意地悪などは見ているうちに昔の事を思い出しはじめてしまい、胸が苦しくなる場面がありました。身体が硬直してしまったんです。




なんだかわかりませんが、自分自身に重ね合わせてしまう部分が結構あったように感じました。




おもむきが違うように感じられるかもしれませんが、この映画は私的には映画「ジョーカー」に通ずる感覚があります。どちらも名作であるとは思います。しかし、辛くて2回目をなかなか観る気になれない、そんな映画たちであります。




私が観に行ったこの日。朝なのに多くの人が「国宝」を観に来ておられました。若い方々もおられたのですが、圧倒的に私より先輩に当たる年齢の方々が多かったように思います。




いつもほとんど観客がいない映画館なので、久しぶりに多くの人の中で映画を観ましたが、通常とはまた違った新鮮な気持ちで映画と対峙することができました。




火曜日が休みの日は水族館に映画館、ランチなど。一人が多い私ですが、とても心地よい時間を過ごさせてもらっています。