松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
メロン
羽二重餅の焼印が季節とともに変化していくように、羽二重巻のあんは秋を迎え紅色へとかわりました。

あんの色を変化させられるのは、備中白小豆を使っているからなのでありますが、そのふくよかな香りと味わいは見逃せません。
これは誰にも賛同いただけないかもしれませんが、備中白小豆は少しメロンのような香りを含んでいると私は感じています。
いつも出来上がった状態を確認するために味見をするわけですが、いつもほのかなメロンをキャッチするのです。
それは備中白小豆の粒あんにだけ生ずるもので、こしあんにするとメロンがどこかへ行ってしまいます。
白小豆の皮にそのヒミツが隠されているのかもしれません。
本日は「誰にも賛同いただけないかもしれない話」でした。
私と同じ感覚を持つ方がおられましたら嬉しいです。笑
銀杏
松屋長春の羽二重餅の焼印は季節に呼応したものを選んで押すようにしています。
一年でどれくらいの種類を押しているんでしょう。
数えた事がないのでわかりませんが、相当数の焼印を使っている事と思います。
ハロウィンが終わり、いちょうの焼印に代わったところです。

もみじの紅葉も素敵ですが、いちょうの黄葉も負けず劣らず素晴らしいものがあります。
昨日、私がカモシカに会った山奥では燃えるような色合いのもみじが散見され、それはそれは美しいものでした。
今年はいちょうの黄葉を見に行く時間はあるだろうか。
なんとか時間を設けてゴールドに染まったいちょうの絨毯の上を歩きに行こうと思っております。





