松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



忍耐との闘い

通年商品「波の華」を仕上げたところです。








おぼろ煎餅を真っ二つに剥いで、剥いだ面を表にして真ん中に梅肉を挟み込み、仕上げに刷毛で擦り蜜をばら引きする。




手順としましては述べた通りの事でありますが、じっくり3日かけて完成となります。




終始真剣に取り組まなければ失敗作が簡単に出てしまうので、忍耐との闘いとなるような神経をすり減らす仕事なのです。




やっとの事で終わり安堵しているところです。

秋の風景

和三盆糖100%で打物を仕上げました。




和三盆糖自体が純白ではないので、着色すると鮮やかな色合いにはならず、少し控えめな発色となるのですが、それが和三盆糖100%のいいところであると思います。




またその色合いが和三盆糖100%である確かな証拠であります。




「紅葉」








「稲穂」








「すずめ」








「銀杏」








松屋長春の代表菓子の一つ「衣かけの松」








「田舎家」








秋の風景が目に浮かぶラインナップです。

秋の色

山の木々の葉が色づく姿。




黄色に朱色、葉によってはグラデーションを施すものもあります。




そんな秋の一ページを和菓子に落とし込みました。








季節を感じ、季節を和菓子に表現し、その和菓子を手に取っていただいた方と感覚を共有する。




そんな仕事を就かせてもらっている事に幸せを覚えます。