松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



想像力を巡らせる

本日ご紹介いたしますのは軽羹製の和菓子「太郎庵」です。




椿の花をこの和菓子に落とし込んだものでありますが、その外観からは椿の花に結び付けることができないかもしれません。




余分なものを一切排除し、極々シンプルなデザインにしたことで気品ある仕上がりになったのではないかと納得をしているところです。




松屋長春は昔から具象的な和菓子よりも抽象的な和菓子を好んでつくってまいりました。




それは一目で何かわかるよりも、受け手(お客様)が和菓子を手に取られた時に想像力を巡らせながら色々と思い巡らせていただける方が断然面白いと考えているからであります。





久しぶりにニホンザルを見ました

「御岳百草丸」ってご存知です?漢方薬が何種類も入っている医薬品なのですが。




その「御岳百草丸」のふるさとの程近くにあるダムへはるばるやってきました。




「牧尾ダム」




非常に大きなダムであります。








私が訪れた日。牧尾のダム湖にはたくさんの流木が浮かんでいました。少し前に大雨でも降ったのでしょうか。ダム湖に流れ込む川へ上流部から倒木が流れ着いたのかもしれません。








すすきにダムの景観が何ともマッチしていて良い眺めです。




ダムに熊や鹿やカモシカなど野生動物は付き物ですが、ここ「牧尾ダム」はニホンザルの巣窟でありました。




数十頭のニホンザルが木々にぶら下がってワッサワッサと枝を揺らす姿は圧巻の一言。








以前、御母衣ダム湖近くの渓流に釣りに行った際に、細い山道で長い時間睨めっこし合ったた大きなボスザルと同じサイズの雄猿でしたが、やっぱり恐ろしさ満点の迫力がありました。(本当に怖いです。)




ダムの話に戻ります。




「牧尾ダム」はロックフィルダムの形状。コンクリートで固められないような緩い地盤のところに採用される形式のダムであります。




斜面に岩石と砂利を高々と積み上げ、大量の水を堰き止める。そんな造り方をしています。




ダムの造りでは私の一番好みとする壮大なる景観を誇るものです。




眺めがたまらなくいいんですよね。

太陽

松屋長春の店頭に並べる和菓子は生地もあんも様々であるようにしなければなりません。




和菓子の色合いについてもバリエーション豊かに。同色が出来るだけ多くならないよう、気をつけながらご用意して並べるようにしています。




そんな理由で、こなし製の「山茶花」の再販を決めました。








晩秋のこの時期、どうしてもシックな色合いのものが多くなります。この「山茶花」が一種入る事でショーケースの中がパッと明るくなるものです。




彩り豊かに。いつも考えていることです。




過日、私は54歳の誕生日を迎えました。娘たちからLINEでお祝いのメッセージが届きました。




ありがとう。




娘たちは何歳になっても私の太陽です。