松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます

羽二重餅製のベニサザンカです。



12月のベニサザンカの特別販売は本日と明日の二日間。

毎年のことですが、12月と1月のベニサザンカは羽二重餅製ということもあるでしょうが、特に事前ご予約数が多くなっております。

今回のベニサザンカも随分早くにご予約を打ち切らざるを得ませんでした。私たち家族三人でつくることができる上限を超えてしまったからであります。

本日、明日の両日。早くのお時間に売り切れてしまうことが予想されますが、当日販売分のご用意がございます。

ご購入ご希望のお客様におかれましては、お早めのご来店をよろしくお願い申し上げます。

また来月の羽二重餅製のベニサザンカにつきましても、私どもがつくることができる上限に達した時点でご予約を打ち切らせていただきます。

こちらにおきましても、出来るだけ早めの事前ご予約をお願いいたします。

お客様のご要望に全てお応えできないこと、とても残念に感じておりますし、とても申し訳ない気持ちでいっぱいです。

出来るだけ頑張ってお応えできるように努力いたしますが、足らない点はご理解ご協力していただけましたら嬉しく思います。

必死

昨日は仕事を終えてからテレビにかぶりついて卓球の試合を観ていました。

石川佳純選手と平野美宇選手のどちらかが東京オリンピックのシングルス代表になる、とても大事な試合でしたので余計に力が入った次第です。

リオデジャネイロオリンピックが終わってすぐ、次の東京オリンピックへ向けて力の限り努力されてきたことと思います。

昨日の試合の1試合前の大会で石川佳純選手が優勝し、ポイントで平野美宇選手を上回りました。昨日の試合は先に石川選手が一回戦で負けたので、平野選手が一回戦で勝てば晴れてシングルス代表に選ばれるところでありました。

結果、平野選手は負けてしまい、東京オリンピックのシングルス代表は石川選手に譲る形となりました。

前回優勝の石川選手が大泣きし、今回の大会一回戦で負けた石川選手はまた大泣きしていました。また、同じように負けてしまった平野選手もインタビューに応えられないほど涙を流されていました。

試合直後、負けても泣かない!って決めて行動されていたのが余計に私の涙を誘いました。



夢に向かって必死に努力した結果、少しのところで及ばず涙を飲んだ平野美宇選手の心の内がひしひしとこちらに伝わり、涙が止まりませんでした。

また、先に負けてしまった石川選手の失望感からくる涙も私の涙腺を緩くした事は言うまでもありません。

「必死」

必ず死ぬと書きます。必ず死んでしまうほど全精力を傾けて努力したことってあるのだろうか?

昨日の試合を観てあらためてそう考えてしまいました。そして、自分が恥ずかしく感じた瞬間でもありました。

「必死」はいつも人の心を強く打ちます。だからスポーツ観戦は人に感動を与えるのでしょう。

命を懸けて努力する。その高みまで達した人は一握りなのではないでしょうか。

伊藤美誠選手、石川佳純選手のお二人はシングルス代表として、また団体戦代表として精一杯頑張って欲しいものです。

またシングルス選考から漏れてしまった平野美宇選手ですが、団体戦代表として思う存分力を発揮してくれる事でしょう。

この三年間の努力を団体戦へぶつけて欲しいです。

ひたむきに頑張ってきたあなたたちの涙が伝染してしまった者の一人として私は一生懸命応援します。

神様はあなたたちの日々の努力を決して無駄にはしないでしょう。

ガンバレ!

ああ、スポーツって本当に素晴らしい。私たちに様々な感動と教訓を与えてくれるものです。

ゾーン

超がつくほど集中している時。

そんな瞬間を「ゾーンに入った」などと形容したりします。

スポーツなどでよく聞くことであります。

私の仕事でも一日の中でここは!と感じた時に特に集中する瞬間が何度かはあるのですが、集中力というものは誰しも一日中は続かないものです。

タイミングを見計らい、そこに集中力を傾けなければなりません。

では、「ゾーン」とはなんなのでしょう?

集中し切っていて、まわりの状況まで把握できないほどの事を指すのでしょうか?

私は集中しながらも目と耳、そして頭だけは冷静沈着でいられる状態が一番なのではないかと思っています。

なぜなのかはわかりませんが、私が集中する時は特に耳が敏感になっているような気がしていて、時計のカチカチという針が進む音や風が吹き抜ける音や道路を車が疾走する音、人の足音までもが少しスローモーションのように聞こえたものです。

聞こえたものです、というのは今の私は左耳が全く聞こえません。ですので、色々な音をサラウンドで聞く事ができなくなってしまったからです。

片耳がダメになっただけで、私だけが持っていた世界観がガラッとかわってしまいました。

しょうがないことです。以前の私にはどんなに願ったって戻ることはできないのだから。

もう、これで右耳だけになって5年ほど経ちました。右耳と上手に付き合いながら自分だけの集中の感覚を探していきたいと思っているところです。

集中のおはなし、聴力のおはなし、長くなってしまいました。



裏漉しした干し柿を真ん中に配置した羽二重餅製のころ柿。

以前もご紹介しましたが、形をかえてお店で並んでおります。

今週末くらいで材料が底を尽きそうです。

売り切れ次第終了となりますまで、お付き合いくださいませ。