松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



思えば遠くへ来たもんだ

実は「味噌川ダム」で今回のダム巡りの旅を終えて帰路に就く予定でありました。




ふと、「行きとは違った道で帰ってみよう!」と感覚的にそう思って、川を下らずに坂を登ってからナビ通りに別山ルートで帰る事にしたのです。




別山ルートに入ってすぐ、「奈良井ダム」という名のダムを通り過ぎました。帰宅時間が予定よりも遅くなっていた事もあり、「ムムム〜っ」と随分迷いましたが引き返す事にしました。




「奈良井ダム」
















塩尻市に位置するロックフィル形式のダムです。割と小さなダムでして。見学する場も非常に少なかったので新鮮な山の空気を吸いながらササッと写真を撮りました。




このダム、初めて上部が侵入禁止になっていました。危ないのかな?




なのでダム上部の通路が芝(草かもしれない)に覆われていて、随分長きに渡って侵入禁止の状態が続いている事が刹那にわかった次第です。




思えば遠くへ来たもんだ。(武田鉄矢か。笑)




この辺りの道路標識を見ると【上高地まで52キロ】と出ていて何度も驚きました。そのまんま上高地まで行けるやん!って。




私、上高地は実は一度も訪れた事がありません。




上高地の名前の由来は神が降りる土地「神降地」から変化したものなのですが、そんな素晴らしい場所は写真でしか見た事ないんです。




いつかは神々が住むあの地に降り立ってみたいと思っています。




今回は車でもそこそこ容易に行ける事がわかったので、少しだけですが「神降地」が身近に感じました。

カモね、カモね、そう鴨ね

末弟から冷凍の鴨肉が届いたので、鴨そばをつくりました。




つくり方は調べてもいませんのでわかりません。笑




いつものようにテキトーです。笑笑




鴨肉の皮目の方をフライパンで焼いて脂を抽出しながら焼きます。一旦鴨は出しておいて、残った鴨の脂でぶつ切りのネギをこんがりと焼く。












昆布と鰹の出汁をとって、お酒と味醂と醤油で味付けしてからネギをドボン。鴨肉は薄切りにしてドボン。




そばを茹でて、あとは鴨の香りたっぷりのツユをかけて出来上がり。








鴨肉はおそらくアイガモ。なのでそれほど野生味が強いわけではなく、ものすごく香り豊かで味わい深かったです。




私、鴨ものすごく好きなんですよね〜。鶏肉と全く別物の素晴らしい出汁が出ます。




鴨食べたらやめられない止まらない。かっぱえびせんのようなものですかね。笑

味噌という名が付くダム

「一竹」で蕎麦に舌鼓を打った後、「味噌川ダム」へと向かいました。




「木曽川の源流の里」という別名がある「木祖村」にこのダムはあります。




このダムの住所は長野県木曽郡木祖村小木曽2058−22。私の推測ではありますが、木曽川の源流(祖先のようなもの)なので「木曽」ではなくて「木祖」という漢字を用いたのではないかと考えます。住所に「木祖」と「木曽」が混在しているところがとても面白いですね。




木曽川に沿ってどんどん山道を登っていき、ダムまで辿り着く頃には標高1000メートル以上にもなっていました。




ダムまで側道に沿っていざなってくれた木曽川は、下流部に住む私にとって馴染み深いあの木曽川ではなく、高低差の激しい急流の小さな木曽川に変貌しており、同じ川であることは間違いないと認識しながらも非常に興味深く、また不思議に感じた次第です。




私が訪れたのは10月の事でしたが、すでにとても寒く紅葉や黄葉が随分進んでおりまして。下界とは全く違う景色でとても美しかったです。




こちらの「味噌川ダム」、私のお気に入りであるロックフィル形式を採用したダムとなっており、コンクリート式のダムに比べてより壮大な雰囲気に包まれた景観となっています。




















斜面に岩石と砂利を積み上げ、大量の水を堰き止めるこの造り方、圧巻の一言でありました。




話は少し変わりますが、ダム湖を眺めながら「なんで味噌?」。「なんで味噌川なんて名前を付けたんだ?」と疑問符が浮かびました。このあたりで味噌でも造っているのかなんて考えてしまいました。




この文章を書きながらその事について調べてみたところ、木曽川の源流域でありながら木曽川の景観をしていないという観点から「いまだ木曽川ではない」から変化して「いまだそがわ(みそがわ)」と呼ばれ始め、最終的に「未曽川」から「味噌川」へとなったようです。




この名前付けた人、私と同じ感覚を持っていたようで嬉しくなった事は言うまでもありません。




余談でした。