松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



たんぽぽ

私たちに馴染みのある「たんぽぽ」。そろそろ開花の時期を迎える頃と思います。




「たんぽぽ」って実は在来種の「ニホンタンポポ」と外来種の「セイヨウタンポポ」とが混在しているんです。ご存知でしたでしょうか?




同じように見える「たんぽぽ」ですが、簡単な見分け方があります。




花をつまんで下側(花の裏側)を見てみてください。




総苞(そうほう)と言われる萼(がく)のような緑の部分があるのですが、真っ直ぐなのが「ニホンタンポポ」でペロんと反っているのが「セイヨウタンポポ」です。




私は春になると決まって「たんぽぽ」を見つけると、どちらなのか確認したくなるのですが、外来種の数がものすごく多い事に毎年驚かされます。




スミレもすすきもメダカもオオサンショウウオもザリガニも。




どうして外来種の方が強くなってしまうのでしょう。元来ある姿に戻っていけばいいのですが、なかなかの手強い問題であります。




前置きが長くなりました。




道明寺製の新作をつくりました。








優しい黄色にたんぽぽの焼印。可愛い和菓子です。

私からのご提案

昨日、今日と「草餅」の配達のご依頼があります。




表千家の先生からのご注文なのですが、稽古に使うものなので懐紙に和菓子が付いてしまってはいけません。




今回は草餅のお尻にきな粉をはらはらと付けてお届けしております。








よもぎときな粉はものすごく相性がいいんですよね。




松屋長春で販売している草餅にはきな粉は付けておりませんが、「わらび餅」や「うぐいす餅」が店頭に並んでおります。




もし、ご一緒にお買い求めいただきましたなら、「わらび餅」や「うぐいす餅」の残ったきな粉を少し付けてお召し上がりください。




草餅のいつもと少し違ったお召し上がりかた。私からの一つのご提案です。

おひなまつりの和菓子です

「ひちぎり」








おひなさんの和菓子です。




仕事に追われ、今年はお店に並べるのが少し遅れてしまいました。




宮中の行事が由来のこの「ひちぎり」。名前の通り、引きちぎってつくるのですが、いかんせん引きちぎった角の先の部分が非常に乾きやすい。




そんな理由から松屋長春では「ひちぎり」なのに引きちぎらずにつくっております。




本来の由来に思いを寄せつつ、お召し上がりくださいましたら嬉しく思います。