松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



何とか乗り越えていくしかありません

猛烈に寒い日が続いております。




血行が悪くなるかもしれないという考えから、私は寒くても素足で寝るのを心がけているのですが、早朝の凍っているかと思うほどのフローリングの冷たさに辟易する毎日でもあります。




30年も経つ私の部屋なので床暖房などという先進のものが付いていないのは当たり前ですが、こんな際に床暖房がもしあったらなぁとどうしても切望してしまいます。




何とか乗り越えていくしかありません。




本日は道明寺製の和菓子のご紹介です。








もちもちの食感の道明寺に備中白小豆こしあんを合わせました。可愛らしい色合いをと気をつけながら着色した紅に梅の焼印を押印して完成となります。




うるち米と並行するように餅米の価格が高騰しております。




松屋長春で扱う餅米の原材料は羽二重餅に使う羽二重粉をはじめ、たくさんあります。その全部が目が飛び出るほど高くなってしまいました。




道明寺粉も1.5倍以上の高値となっています。




仕方ない事と言えど、原材料高騰は笑って過ごす事ができない重大な事案です。




何とか乗り越えていくしかありません。

美味いは幸せ

ロンガンというフルーツをご存知ですか?








ロンガンは漢字で「龍眼」と書きます。じゃがいもの小芋のような外観で皮をむくと半透明の果肉が出てきて、食べると真ん中に真っ黒の種があり、まさしく龍の眼のようなフルーツであります。




東南アジアへ毎年娘たちを連れて旅行に行っていた私たち家族にとっては馴染み深いフルーツの一つなのですが、ランブータンやライチと親戚のようなものとしてイメージしていただけたらいいかと思います。




本来のロンガンは非常に糖度が高く、雑味がなくて酸味も全く無い甘くて美味しいフルーツ。先日、コストコで売っていたのを見つけたので孫にも食べさせてやろうと思い、買ってきたのですがイマイチ不発でありました。




「東南アジアで採れたてのロンガン食べたら本当に美味しいんだろうなぁ。」と、私にとって遠い幸せの国々に思いを馳せてしまったのは言うまでもありません。




近頃、料理も日常が徐々に戻ってまいりました。




ある日はかんたんチャーシューを作りました。出来上がったチャーシューをバットに切り分けてバーナーで香ばしく焼いて煮卵と一緒にチャーシュー丼にして食べました。












またある日はエビフライにタルタルソースを。




ゆで卵とピクルス、玉ねぎ、パセリを合わせてマヨネーズでゲキウマタルタルソースの出来上がり。アツアツ揚げたてのエビフライにぴったりのソースでした。








松屋長春は今日一日だけお休みをいただきます。




本日は「美味いは幸せ」のおはなしでした。

侘び寂びに通ずる和菓子として

牡丹雪の朝。




本日は国府宮神社にて、二月の月釜が催されます。




松尾流の先生よりお預かりしたお題は、軽羹製「下萌え」。




「極々シンプルに」とのご所望に応え、余分をそぎ落とし、侘び寂びの趣に通ずる和菓子に仕立てました。




この文章を書いている部屋の窓から見える牡丹雪のような純白の軽羹に「わらび」の焼印を控えめに施し、中は春の芽吹きをイメージさせる若緑色に染めた備中白小豆こしあんを合わせてあります。




この茶席菓子は松屋長春の店頭でもお買い求めいただけますようご用意いたしました。




お足元の悪い日となっておりますが、ご購入ご希望のお客様は気をつけていらしてくださいませ。