松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



お客様との感覚の共有

羽二重餅の焼印が「かたつむり」から「もみじ」へとかわりました。








目にも優しい若緑色から、太陽の恵みを受けどんどん色味を深めていく「もみじ」の葉を、この純白の羽二重餅から感じ取っていただけましたら嬉しく思います。




羽二重餅は色形は通年全く変えておりませんが、焼印を施す事によってお召し上がりになるその刹那を感じ取っていただけるようにと考えつくり通しております。




つくり手である私たちの季節感、そしてお客様がお持ちになっている季節感をともに共有できましたら最高の幸せです。




そんなことをいつも考えながら取り組んでいます。

昨日は満開の「あさがお」の和菓子をご紹介した事と思います。




本日は昼下がりの「あさがお」の姿を切り取った和菓子をご案内いたします。




昨日も書いた事と思いますが、朝顔は早朝に花を咲かせ昼過ぎには花を閉じてしまいます。




この花の名前がついた理由がそれなのですが、蕾の姿をモチーフにつくっております。








冷蔵庫で少しひんやりとさせてお召し上がりください。

あさがお

羽二重餅製の「あさがお」を販売しております。








極々控えめにうすむらさきいろをあしらっています。




朝顔、昼顔、夕顔、夜顔。




全ての時間帯の名前の植物があるのですが、それぞれ違う特色があります。




朝顔は早朝に花を咲かせ、昼前には萎んでしまいます。




昼顔は朝顔と同じように朝に花を咲かせますが、昼を過ぎても花が萎まないことからこの名がついたようです。




夕顔だけが違う種類であり、ウリ科の植物です。その実は食べる事ができるので、他の3種とは全く別物だということがわかります。




夜顔はその名の通り、夕方に花を咲かせて夜中にその魅力を発揮する種類の植物。




私にとって非常に馴染みのあるのはやはり朝顔。ちょうど仕事を始める時間に満開になった朝顔に挨拶できるからであります。朝顔の種類が多いのも嬉しい事柄です。




とても惹かれるのは夜顔。夜になってから人を魅了するなんて、少し控えめでありながらどこか怪しげで魅力ありますよね。




余談が多くなりました。