松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



はるちゃん

仕事やっと全て終了しました。








一日仕事を共にした白衣を洗って漂白したところです。




今日は嬉しい事がありました。




高校生の頃、毎日のように遊んでいた「はるちゃん」がお店に来てくれたのです。




あの頃と全然変わらない姿と声。




少しの間しか話せなかったけれど、若かりし二人に戻れたようで幸せな気分になりました。




はるちゃん、ありがとう。またゆっくり会おうね。




明日は年内最後の休業日。来年の1月9日まで休みなく営業いたします。




一日だけの休みをこれほど愛おしく大切に思えるというのは幸せな事です。




しっかりと身体と心を安らぎへと誘ってやりたいと思います。

柴の雪

本日の茶席菓子のご紹介です。




「柴の雪」








積み上げた薪に積もった雪。




そんな冬の情景を和菓子に落とし込みました。




中心には口溶けの良い備中白小豆のこしあん。そして黒糖をたっぷり含ませた丹波大納言小豆の大島あんのきんとん。




頂には雪をイメージさせる伊勢芋100%の練薯蕷を被せてあります。




店頭でもお客様にお買い求めいただけますようご用意しております。




お気軽にお声掛けくださいませ。

ミドルとラスト

香り豊かな「若草もち」がお店に並びました。








よもぎを大量に投入してこの色合いまで高めているので、しっかりとした香りがお召し上がりいただきました方々の鼻腔を優しくくすぐってくれると思います。








香水には香りの段階があります。




トップノート、ミドルノート、そしてラストノート。




この「若草もち」には口に入れる前の段階のトップノートこそあまり感じないものの、口に入った時のミドルノートから喉元を過ぎた後の余韻としてのラストノートに特別な喜びがある和菓子であります。




私が感じ、今ご説明しましたような感覚をお客様と共有できましたら嬉しく思います。




「若草もち」は松屋長春の定番和菓子の中では息の長い和菓子です。




春先まで長く愛してくださいましたら幸せです。